イライラするけどその対処法が分からない。
薬に頼るのはいやだし・・・そんな方はイライラ防止になるような食べ物を摂るとよいでしょう。
食べ物は僕たちの体を作っていくのになくてはならないもの。
健康フードがあるように健康をも改善させてしまう食べ物もこの世には存在するのです。例えばアサイー、キヌア、ライスミルクなどがそれにあたります。
このように健康フードといわれる食べ物を摂取することで色々なメリットがあります。
そしてあなたのイライラにもばっちり効いちゃう。
今回はそんなイライラ解消に良いとされる食べ物を5つご紹介させていただきます。
- ひじき
- GABAチョコレート
- チョコラBB
- サーモン
- お湯(白湯)
以上の5つがイライラに効果のある食べ物、食材です。では詳しく書いていきますね。
ひじき
ひじきにはミネラル、カルシウムが豊富に含まれています。
ストレスに有効な栄養素がビタミン、ミネラル、カルシウム、あとマイナーですがイノシトールが効果的です。そしてひじきにはミネラル、カルシウムが豊富なので積極的に摂っていきたい食材になります。
また鉄分も多く含んでいるので貧血で悩まされている女性に嬉しい食材です。
GABAチョコレート
チョコレートに含まれるカカオはポリフェノールを豊富に含んでいるため健康によいと言うことが知られています。
そしてイライラにもチョコレートは効果的。
ストレスを軽減するには精神安定作用があるセロトニンと言う神経伝達物質を分泌させる必要があります。
セロトニンの前駆体はトリプトファンなどのアミノ酸。そしてGABAもそのアミノ酸の一つです。だからイライラに効くという訳ですね。
補足:GABAは分子が大きいため脳内に直接的作用をもたらすのは不可能です。それでも脳に良いと言われるのは腸管から脳中枢に行く、迷走神経系を刺激するからです。つまり間接的作用があるというわけです。
チョコラBB
CMでもよく放映されているので有名だと思います。
チョコラBBはビタミンB群をバランスよく摂ることができるのでお勧めです。まあ甘味料が入っているのでそればかり飲むといったことは避けたほうが良いでしょう。
ビタミンB群はバランスよく摂ることによって効果を発揮します。逆に一点に集中してとってもあまり意味がありません。ビタミンB1が脳に良いからといってそればかりをとっても効果がないということです。
ただそれらをバランスよく摂ることはなかなか意識しないと難しいものです。なので認知度が高く手軽に手に入れることができるチョコラBBを取り上げてみました。
ビタミンB群はアミノ酸の供給を効率化させる作用があります。つまりセロトニンなどを作るのに効果があると言うことですね。
サーモン
サーモンにはセロトニンの前駆体であるトリプトファンを多く含んでいます。
トリプトファンは肉、魚、乳製品、大豆などに含まれているのでそれらも積極的に摂るとよいでしょう。ただあえて僕はサーモンを選出しました。
というのもサーモンにはアスタキサンチという物質を含んでいるからです。抗酸化能力が非常に優れており、あのビタミンEの500倍とも言われています。
さらにアスタキサンチという物質は脳のフィルターをも通して作用を働かせることができます。一般の抗酸化物質では分子が大きく、脳のフィルターを通ることができません。
脳内のダメージを減らすのに有効なので積極的に摂っていただきたい食材です。
お湯(白湯)
現代の食生活は欧米化しています。この欧米化の食生活により日本人の腸内環境はどんどん悪化しています。
腸内環境が悪化すると悪玉菌が増加。
この悪玉菌は脳へダメージを与えるとも言われ、イライラの原因のひとつです。悪玉菌が増殖すると血液はどろどろになり、ろくに栄養が行き渡らなくなってしまうのがその背景にあります。
栄養は僕たちの生きる源。
なくてはならないものですが今の食生活を続けていると、イライラどころか生命に何らかの悪影響を及ぼす危険すらあるのです。
あ、話がそれてしまいました。
イライラ解消に直接関係はないのですが日常的にお湯を飲むことをお勧めします。お湯を飲むことで体内機能の上昇、デトックス、ほっとした感覚を得られる効果などがあるからです。
また悪玉菌は暖かい環境を嫌うので、手軽に胃を温めてくれるお湯はぜひ日常的に摂取していただければと思います。
まとめ
以上イライラ解消に効く5つの食べ物(飲み物)でした。
今回は手軽に摂れるものを採用してみましたが他にも調べるとイライラに効く食べ物はたくさんあります。
興味のある方はご自身で調べてみるとよいでしょう。
予備知識になりますが、ごはんやパンなど含まれる炭水化物はブドウ糖に変換されそれが脳のエネルギー源になります。
しかし糖質を多く摂りすぎてしまうと低血糖を招き逆効果になるというのはご存知でしょうか?
それこそ現代のような欧米食はそれを引き起こしやすいと言えるでしょう。
確かにブドウ糖は脳のエネルギー源にはなります。しかし現代のような糖質過多な食事は逆にブドウ糖不足を招く結果となります。
それは炭水化物や甘いものを摂ることで血糖値が上昇、それを下げるためにインスリンが分泌。結果インスリンの作用で血糖値が急激に下がることが原因です。
低血糖は脳に負担をかけますので食事のとり方には注意しましょう。脳に良いものを与えるのも大切ですが、脳に悪いものを与えないことも大切なのです。
では今日はここまでヾ(・・ )