5月中旬、米国の海洋大気庁(NOAA)によると2015年は地球全体が過去最高の暑さになることを表明しました。
過去136年にわたり気象データを収集しているNOAAは昨年5月から今年4月までの12ヶ月で過去最高の陸地、海洋温度を記録したとのことです。
今年に入ってからの陸地、海洋温度の上昇の原因はエルニーニョ現象が大きく関係しています。
今回はエルニーニョ現象の詳細とその現象が日本に及ぼす影響について書いていきたいと思います。
エルニーニョ現象とは
まずはじめにエルニーニョ現象とはどういったものかを説明します。
エルニーニョ現象とは太平洋赤道域の海面の水温が平年に比べて高くなりその状態が一年以上続く現象のことを言います。
一部の海水温の変化が周りをも巻き込み世界的な異常気象を引き起こす引き金にもなっています。しかしどうしてエルニーニョ現象が起こるのかはまだ解明にはいたっていません。
もう少し詳しい解説がしてある動画も
ありますのでこちらを参考にされてください↓
ただ上記の現象で世界的な異常気象が引き起こされるのは確か。
そしてそれは日本も例外ではありません。エルニーニョ現象の影響を受け異常気象を引き起こしてしまうかもしれません。
エルニーニョ現象が日本に与える影響
では日本はエルニーニョ現象によってどのような影響を受けるのでしょうか?
過去のデータを見ると上記の現象が起きている年を見ると夏は冷夏、冬は暖冬になる傾向にあるようです。そして今回のその現象はとても大きな影響力を持っています。
冒頭でもお話したように世界的に陸地、海水の温度は過去最高に。
日本もその影響を受けるのはほぼ間違いないでしょう。ただ正直、冷夏になるか、猛暑になるかはその時期を迎えてみなければ分かりません。
傾向的には冷夏となりますが世界的には過去最高の暑さになるとされています。なので逆に例年通りの暑さになるかもしれませんし猛暑になるかも分かりません。
とにかくこういった現象の状況下にあるということを把握し、適切な行動を取るように心掛けていきましょう。
それにしてもこういった異常気象。
それを招いているのは他ではなく僕たち人間自身だと思います。
異常気象は地球の悲鳴。
人間の生活が豊かになるのは良いことですがそれは地球にとっては悪いことなのかもしれません。だからもうすこし環境を意識して生活ができるようになれると良いかなと思います。
僕たちは地球という共同住宅に住まわせてもらっているのだから・・・
では今日はここまでヾ(・・)