退職をする際に書き方が分からないという方がおられます。
実際に僕も前職で入社して1年で退職をする際に書き方が分かりませんでした。因みに退職理由はアトピーの悪化です。
今回はその退職願の書き方と納得してもらう退職理由をご紹介させていただきます。あと平成生まれの退職理由が公開されていたのでそれも予備知識としてチラッと。
退職願の書き方
では早速退職願の書き方から説明していきます。
よく退職願と退職届の違いを気にされる方がいますがその違いは自己都合か会社都合かになるそうです。退職願が自己都合、退職届が会社都合になります。
今回は自己都合である退職願の下記方をまとめます。
退職願の書き方
例文
1私事
退職願の本文の書き出しとなり、便箋の下方に書きます。私事とは自分自身の事を指し「私儀」を用いてもよいです。
2退職理由
退職理由の詳細は詳しく書く必要はありません。
どんな理由であれ「一身上の都合により」と書いてください。
3退職日
退職する日付を書きます。上司と相談してから書いたほうが無難です。
4退職願を提出する日付を書きます。
大体2週間前の日を設定する場合が多いですがこれも上司と相談して決めたほうが無難です。
5印鑑
シャチハタではなく認印、実印を押すようにしてください。
6宛名
代表取締役社長の名前を宛名として書きます。
最後は「殿」でよいです。
以上これが退職願の書き方となります。
基本的には縦書き、手書きです。退職を考えている方は参考にされてください。
退職理由を納得してもらう方法
どうせ退職するなら円満に退職をしたいものです。
そこで重要となるのが退職理由となります。退職理由が納得できないものだったら。例えば給料が低いだとか仕事がきついとか人間関係がうまくいかないからとか。
本音を言ってしまうと当然上司は快く思わないので退職するまで冷たい態度を取られてしまう可能性があります。そうならないためにも退職理由は納得するものにしたいものです。
ではまず退職理由を上司に話す前の準備を考えましょう。
上司に話す前の準備とは・・・
退職前の申請は何ヶ月、何週間前にしなければならないという規約があるはずですのでそれを確認すること。
引継ぎをスムーズにできるよう書類でまとめておく。
繁忙期に当たらない日を設定し調整する。
以上の3点をしっかり確認、準備しておきましょう。それができたら後は退職理由を考えるだけです。
退職理由を本音ではなくいかに納得してもらえる理由にするかがポイントです。
退職理由を納得してもらう具体例
では納得してもらえる退職理由とは何なのか?
それを以下に書いていきます。
- 家族の介護がありそれに専念したい
- 持病を退職理由にする
- 他にやりたい仕事が見つかった
以上の3点が納得してもらいやすい退職理由となります。
中でも家族の介護はどうしても避けられない理由になるので納得してもらいやすい傾向にあります。あとは持病を理由にするのも手です。
僕が退職理由にしたのもこの持病でしたからね。まあ僕の場合、本当にそれが退職理由だったのですが・・・
前の職場は都会でしたので環境が合いませんでした。
そんなのはどうでもいいとしてあとは自分のやりたいことが見つかったことを退職理由にする方法があります。さらなるスキルアップを目指したい、自分の才能を活かすことができる職場がみつかったなど。
上の2つよりかは弱いですがあなたの上を目指したいという情熱を丁寧に説明すれば納得してくれるはずです。
以上が退職理由に納得してもらう方法になります。
他にも女性の場合は妊娠、結婚などが使えますね。退職理由は人それぞれですが納得してもらうにはそれだけの根拠が必要になります。
何が一番納得してもらえるのかを考えてそれを理由にしましょう。
平成生まれの退職理由ランキング
余談ですが平成生まれの退職理由ランキングなるものが発表されていたのでシェアします。
2015年4月統計
2位/残業、拘束時間の長さ・・・24.4%
3位/仕事内容とのミスマッチ・・・19.8%
4位/待遇、福利厚生の悪さ・・・18.5%
5位/企業の方針や組織体制などのミスマッチ・・・14.4%
6位/休日の少なさ・・・10.0%
7位/人間関係・・・8.8%
8位/企業の将来性のなさ・・・8.3%
9位/評価、人事に対する不満・・・7.2%
10位/体力が持たない・・・6.7%
上記がランキングになります。
平成生まれって言うタイトルに釣られてこのランキングを見てみたのですが別に平成生まれ関係なくネ?と思いました。
非常識になる理由は見当たりません。
ただ昭和生まれの人には非常識になる理由がたくさん含まれているのかもしれません。確かに昭和の人に比べると考えが甘い部分はあると思います。
それでも会社を伸ばしていくのなら若者の力は必須です。
今の若者はだめだなと思うのではなくどうすれば考え方を変えることができるのかを考えるべきです。そのためにはお互いの意見を聞くことが大切です。
頭ごなしに命令するだけでは上の人についていこうと思いません。
僕もそんな人についていきたくはありません。ただえらそうな態度を取って命令して自分だけは楽な仕事ばかりをして・・・
そういう人たちがいるからやる気をなくしているのだと思います。少し愚痴っぽくなったので今日はここまでとします。
ではヾ(・・ )